【飲食店のインフルエンサーマーケティング】令和時代の集客を成功させる7つのポイント!成功事例付きで解説します!
こんにちは、WEBマーケターの川﨑です。
今回は飲食店業界で競合他社と差をつける、インフルエンサーマーケティングを使って繁盛店にする方法をお教えします。
実は弊社では令和に入ってからずっーーーーとインフルエンサーを軸においたマーケティングを実施しています。
もちろん効果は絶大。しかし、やり方を間違えると大した効果は期待できません…
「インフルエンサーどう活用すればいいの?」
「やってみたいけど、どうしていいかわからない!」
「1度やってみたけど、全然うまくいかなかった!」
今回はそんな悩みを持つ皆さんの疑問にお答えしながら、インフルエンサーマーケティングの効果と集客力について紹介してみようと思います。内容は有料コンテンツ級ですので、ぜひ最後までお読みください。
特に!!!売上がイマイチ伸びないお店やInstagramやTikTokを毎日頑張っているけど、なかなか効果が現れないと感じている方は必見です。
それではさっそく行ってみましょう。
インフルエンサーマーケティング関連記事はこちら
・【2023年版!インスタグラムで話題】人気グルメインフルエンサー20選!アカウントごとに紹介します!
・【2023年版!Tiktokで話題沸騰中】人気グルメインフルエンサー20選!アカウントごとに紹介します!
・【飲食店の5つのインフルエンサーマーケティング】口コミを増やして集客アップ(WEB版)
【飲食店のインフルエンサーマーケティング①】令和時代にインフルエンサーが効果的な理由
飲食店業界での競争は日に日に激しさを増しています。
食べログなどのグルメサイトは評価が上がらず、一昔前と違い掲載費用を上げてもなかなか予約は増えません。MEO(Googleマップ)対策をしても表示順位の改善には長い時間が必要になります。
そんな中、インフルエンサーマーケティングはまさに重要な役割を担っていると言えます。
このマーケティング手法は、ただの宣伝を超え、店舗の個性や魅力を直接的かつ効果的に伝える手段です。
特に、InstagramやTikTokなどのSNSプラットフォームが普及した現代では、写真や動画を通じて即座に大量の人々に情報を届けることができるようになりました。
インフルエンサーは、自分のフォロワーとの信頼関係を背景に、飲食店の魅力をリアルかつ説得力のある方法で共有します。彼らの投稿は、ただの広告よりも個人的で信頼性が高いと感じられるため、消費者の興味や好奇心を引き付けやすいのです。
これは、新しい客層の開拓やリピーターの獲得に直結し、飲食店にとって大きなメリットをもたらします。
さらに、インフルエンサーによる効果は、認知度を高め、飲食店のイメージを強化する効果も持っています。彼らが投稿する内容は、店の特色を際立たせ、特定の料理やサービスを強調することができるからです。
これにより、店舗は特定のターゲット層にアピールし、独自のブランドを築くことが可能になりました。
つまり、インフルエンサーマーケティングは、飲食店が競争の激しい市場で生き残るための重要な武器です。この手法を上手く活用することで、飲食店は自店の魅力を最大限に引き出し、多くの顧客を惹きつけることができるのです。
現代のマーケティング戦略において、飲食店がこの流れを取り入れることは、成功への一歩と言えるでしょう。
【飲食店のインフルエンサーマーケティング②】集客に効果のあるインフルエンサーの選び方
さて、集客に効果を発揮するインフルエンサーを選ぶどうすればいいでしょうか?
大前提として、自店舗の商圏で活躍するインフルエンサーを選んでください。
さて、効果のあるインフルエンサーを選ぶにはいくつかポイントがあります。
まず重要なのが、インフルエンサーのフォロワー層が、あなたの飲食店がターゲットとする客層と一致しているかどうか。
たとえ多くのフォロワーを持っていても、その人たちがあなたの店のターゲット層でなければ、効果は半減してしまいます。
例えば、アイドルや女優の卵にお店を紹介してもらった場合、フォロワーの多くはそのファンの男性。
ですので、男性ユーザーを取り込めるお店でなければ、集客効果が薄いことがわかります。
(もちろん、その方々が店頭に立つなら話は変わりますが…)
自分自身で確認できる方法として、インフルエンサーのコンテンツの質が自分のお店にあっているかもよく確認してください。彼らの投稿があなたの店の雰囲気や価値観と合っているかどうか。過去の投稿を見て、どのような商品やサービスに「いいねが多いか」など傾向を掴んでおきましょう。
インフルエンサーの影響力はフォロワー数だけではありません。
投稿のエンゲージメント率(いいねやコメントの数)を見て、実際にどれだけの人がそのインフルエンサーに反応しているかを把握してください。高いエンゲージメント率は、フォロワーがそのインフルエンサーの投稿に積極的に反応している証拠です。(逆に言うと…フォロワー数が多いのにエンゲージメント数が少ないインフルエンサーは影響力が低いとも言えます)
普段と違った目線で、インスタグラムやTiktokを見ることで少しづつ効果のありそうなアカウントを見つけることができるようになるでしょう。
【飲食店のインフルエンサーマーケティング③】始める前の注意点、ステマ禁止法
インフルエンサーマーケティングを始める前に、ステマ(ステルスマーケティング)禁止法に抵触しないよう注意してください。この法律は、消費者が広告であることを知らずに商品やサービスに影響されることを防ぐために設けられています。したがって、インフルエンサーによるプロモーション活動は透明性を持って行う必要があります。
令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
消費者庁
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。
景品表示法は、うそや大げさな表示など消費者をだますような表示を規制し、消費者がより良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。
具体的には、インフルエンサーが投稿する内容が宣伝や広告であることを明確に示す必要があります。
たとえば、投稿のどこかに「#PR」や「#スポンサー」といったハッシュタグを入れることで、視聴者に対してそのコンテンツが宣伝であることを伝える必要があります。最近では投稿前にプロモーション指定できるようになりました。
これにより、消費者はその情報が広告であることを理解し、自分の意思で判断することができます。
また、インフルエンサーとの契約を結ぶ際には、この点についての明確なガイドラインを設定し、彼らが法律に従って行動するよう事前に伝えておくように気をつけてください。
これは、投稿内容だけでなく、発言や行動も含まれます。インフルエンサーが不適切な方法で宣伝活動を行った場合、それが飲食店の信頼性を損なう原因にもなり得るため、細心の注意が必要です。
ちなみにステマ規制法に抵触してしまった場合は…
ステマ規制法に違反した場合
ステマ規制法に違反した場合にはまず措置命令が出され、投稿内容の編集や削除などを求められます。この措置命令を無視した場合には、2年以下の懲役または300万円以下の罰金またはその両方が科せられます。また、直接的な罰則だけでなく、世間からの評判や信頼が低下する恐れも考えられます。
弁護士保険
さらに、インフルエンサーが提供する情報の真実性も重要です。虚偽の情報や誇張された表現を用いることなく、商品やサービスの実際の価値を正確に伝えることが求められます。これは、消費者の信頼を得るためにも、法的な問題を避けるためにも不可欠です。
少し脅かしてしまったかもしれませんが、ステマ禁止法を遵守し、透明性と真実性を確保することが重要です。しっかり広告であるとわかるようにすれば、消費者の信頼を守りつつ、効果的なマーケティング活動を行うことができます。
【飲食店のインフルエンサーマーケティング④】グルメ特化型・ショート動画のアカウントが強い!
グルメ特化型のショート動画アカウントが非常に強い影響力を持っているのには理由があります。
まず、グルメ特化型の投稿は普遍的な関心事であり、多くの人々が共有できる内容です。そのため、この種のアカウントは幅広い層からの注目を集めやすいのです。
さらに動画はテキストや写真に比べると約5,000倍の情報量を持つといわれています。 例えば1分間の動画を見た場合、その情報量は180万語に値するんだとか!!
短時間で直感的な体験を提供することで、視聴者の注意を瞬時に引きつけることができます。
グルメ動画においては、料理の調理過程、食材の鮮やかな色、食べる瞬間のリアクションなど、視覚的にも楽しめる要素が多く、これらを短時間で凝縮することにより、強い印象を残すことができるのです。
さらに、ショート動画は共有しやすく、SNSを通じて素早く拡散される傾向があります。特に、グルメ特化型の動画は、口コミ効果が高く、視聴者が自らの体験と比較しながら共感を覚えやすい内容です。その結果、レストランや料理の話題が自然と広がり、ブランドの認知度向上や新規顧客の獲得に繋がります。
このように、Tiktokやインスタグラムのショート動画は、現代のマーケティングにおいて強力なツールとなっています。視聴者の関心を引きつけ、素早く広範囲に情報を拡散することで、飲食業界において特に高い価値を持つと言えるでしょう。
ちなみに、グルメ特化型のインフルエンサーをまとめてあるので、興味がある方はぜひこちらもみてください。
【飲食店のインフルエンサーマーケティング⑤】成功事例の紹介
有力なインフルエンサーの起用によって、話題のスポットへと躍進した話です。
Instagramを中心としたSNS戦略が功を奏し、驚くほどの効果を見せました。ここからマーケティング手法を掘り下げ、どのようにしてその成功を収めたのかを見ていきましょう。
【飲食店のインフルエンサーマーケティング⑥】成功のための7つのポイント
さて遅くなりましたが、インフルエンサーマーケティングで成功を収めるために、ぜひ押さえてもらいたいポイントが7つあります。これから紹介するポイントをよく理解した上で、インフルエンサーマーケティングに取り組んでください。
ターゲットの特定から始まり、適切なインフルエンサーの選定、創造的なコンテンツの作成、そして効果的なキャンペーンの実施まで、これらのステップを踏むことで、あなたのマーケティング戦略は大きく変わるでしょう。それでは、成功への7つのポイントを詳しく見ていきましょう。
POINT 1:お店に適したインフルエンサーとは?
まず始める前にどんなインフルエンサーに紹介してもらうか考えなければなりません。
ここで判断材料になるのが、①あなたの商圏で活躍しているインフルエンサーかどうか。②インフルエンサーの投稿とあたなのお店に価格帯やターゲットの互換性があるかどうか。③最後にそのインフルエンサーに投稿して貰えばどれだけの効果があるか。にあります。
まずは紹介してもらいたい商品、訴えたいターゲット層を明確にしましょう。あなたのお店の商品をどうすれば魅力的に紹介できるか考えなくてはなりません。これが明確でないとインフルエンサー自体も何を紹介していいのかわからなくなります。自店のウリとターゲットを把握しておくことは、WEBマーケティングを行う上での基本中の基本です。
どんな客層を引き付けたいか、そしてそのためにはどんな商品が必要なのかを理解しましょう。
POINT 2:インフルエンサーの選んで投稿を依頼する
自店のウリとターゲットが明確になれば、あとはそのコンセプトやターゲットに合ったインフルエンサーを選びます。
先に説明した通り、ここで言うインフルエンサーはグルメ特化型、ショート動画に精通したインフルエンサーです。
例えば東京でリーズナブルな料理を提供しているなら、それに相応しいアカウントもありますし、食べ放題に力を入れているなら、そういったユーザーに向けたアカウントもあります。
まずは自店にあったアカウントをインスタグラムやTiktokで一生懸命探してください。ヒントを出しておくと、自店と関連性の高いハッシュタグで検索したときに出てくるアカウント。あるいは影響力のあるインフルエンサーから投稿を探し、親和性の高い投稿のエンゲージメントが高いこと…などが挙げられます。
インフルエンサーマーケティングをやっている会社に依頼すれば、この辺りはスムーズにアカウントを提案してくれるはずです。
とはいえ、もっとも効果があるのはフォロワー数が多く、エンゲージメントの高いインフルエンサーです。そして、依頼する場合は必ず、最初に影響力の高いインフルエンサーを選びましょう。なぜなら、中途半端なインフルエンサーから始めても効果がわからない場合があるからです。
POINT 3:来店導線の確立
インフルエンサーの投稿後、自店舗のインスタグラムのプロフィール、食べログ、ホームページへのアクセスが急増します。つまりたくさんの方が興味を持ってあなたのページを詳しく見に来るのです。
このため、インフルエンサーの投稿内容とグルメサイト、インスタグラムなどのSNSに掲載されている情報に差異があると離脱してしまう可能性があります。①SNSに掲載されていること。②投稿内容に関する商品やコースがどこに書いてあるかなど、ユーザーがわかるようにしておきましょう。
それに紐づくクーポンなどがあってもいいのですが、やりすぎると広告色が強すぎるので、あまりおすすめはしません。
POINT 4:クリエイティブなコンテンツ
インフルエンサーと協力して、ユニークなコンテンツを作成してください。
あまり口を出しすぎると、オリジナリティが失われてしまうので、取材してくれるインフルエンサーには商品のポイントやお店の魅力をわかりやすく伝えるのがいいでしょう。
またインフルエンサーの多くはかなりの食通です。美味しいものを高い頻度で食べてています。撮影用の商品を必要以上に盛り込むのはNGですが、盛り付けや提供のタイミングなどは普段以上に気を使ってください。
基本的には一般のお客様と同じ扱いで構わないと思いますが、その先にたくさんのユーザーの目があることを意識してください。
POINT 5:自社SNSの活用
InstagramやTikTokなどのアカウントあるなら、インフルエンサーの投稿後にやるべきことがあります。
①投稿へのコメント。②インスタグラムでリポスト。③ホームページ(ブログ)などへ「紹介されました」という旨を掲載すること。以上の3点です。これにより、自社アカウントのフォロワーやインフルエンサーに直接関係のないユーザーにも投稿を見てもらうことができます。
中には再投稿やリポスト快く思わないインフルエンサーもいるので、リポスト前は事前に一声かけるのがいいと思います。投稿したら終わりではなくコンテンツを可能な限り最大限利用してください。
POINT 6:分析と効果測定
インフルエンサーを通じてのキャンペーン効果を分析してみましょう。
Tiktokやリールは投稿後1週間程度で再生数は落ち着きます。
中には1ヶ月以上伸び続ける投稿もありますが、様々な条件を満たさなければ実現は難しいと考えてください。
とはいえ、バズった投稿(いわゆる100万回以上再生されたコンテンツ)の影響力はかなり凄まじく、しばらくの間、予約・来店に直結するので効果を体感できるはずです。
さて、効果測定の方法ですが、注目して欲しいのは再生回数でもいいね数でもなく「保存数」です。保存したユーザーの多くは「もう一度後で見返したい!」「今度行ってみたい!」と高い関心を示したユーザーで、将来の見込み顧客になると判断できます。
ご自身の経験を振り返ってみてください。よほど気になった投稿以外は「いいね」のみで、わざわざ保存はしないと思います。
「保存数」を指標にして効果測定を行ってみてください。可能なら1週間ごとに再生数、いいね、保存数のエンゲージメントの推移を把握していただき、グルメサイトやホームページのアクセス数、全体の予約数を見比べてみてください。そしてその予約数から費用対効果を算出してみましょう!
POINT 7:長期的な起用で認知拡大に繋げる
さて、最後ですがインフルエンサーマーケティングは定期的に行ってください。インフルエンサーの投稿は再生回数は伸びますが、右肩下がりで徐々に減少していきます。どんな有名インフルエンサーの投稿でも3ヶ月もすればすっかり落ち着いてしまいます。
とはいえ、1回目の投稿で再生回数が伸びたのなら、その後もどんどんインフルエンサーの投稿を増やしていってください。徐々にブランドが定着し、繁盛店を目指せます。
逆に最初のインフルエンサーの投稿が伸び悩んだ場合は、あなたのお店の商品、インフルエンサー、ユーザー(ターゲット)どれかにズレが生じているのだと思います。この場合は商品やインフルエンサーを見直して、再度チャレンジしてみてください。
普遍的なコンテンツはあると思いますが、その普遍性を顕著化させるにはブランディングが必要不可欠。自信のある商品やサービスをSNS上でしっかりとブランディングしていくことがSNS集客の秘訣です。
【まとめ】インフルエンサーマーケティングを始めよう!
さて話を最初に戻すことにはなるのですが、弊社に問い合わせしてくださる飲食店の中で「実はインフルエンサーマーケティングやったけど上手くいかなかった」と言う方もいるのですが「月額4〜5万円で依頼し放題」のインフルエンサーマーケティングをやった人がほとんど。
これによって飲食店インフルエンサーマーケティングは効果ない…っていう認識が根付いてしまった気がします。
確かに4〜5万円は依頼しやすい金額ですが、毎月インフルエンサーを選んで招待するのも結構大変。なぜなら効果のある人が誰なのかわからないからです。
この辺はうまいやり方だなぁと思うのですが…最も判断の難しい部分を依頼主側に委ねるところはコンサルとの決定的な違い。マッチングサービスが安価なのはこのあたりの責任を負わないのも理由の1つですし、効果が出なくても「やっぱりダメかー」っと依頼側が納得できてしまうこと。
とはいえ、この最も判断の難しい部分を押し付けられて上手くいくわけがないと思います(もちろん詳しければ有効活用できます)
昔から飲食店は搾取される事が多いですが、飲食店側もしっかりとリテラシーを上げ、多くのお店がインスタグラムやTiktok、インフルエンサーとの共存共栄が実現できればいいですね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
弊社でも、インスタグラムの運用代行やインフルエンサーマーケティングを行っています。
お問い合わせはぜひお気軽にどうぞ。
インフルエンサーマーケティングならKUROFUNE
フォロワー単価1.5円 以下|フォロワー数10万以上多数!ビッグインフルエンサーがあなたのお店を紹介します!
飲食店を中心に影響力の強い実績あるインフルエンサーがPRし、これまで数多くの実績を上ております。
ビアガーデンや海の家、居酒屋、カフェなどあらゆる業種業態に対応しております(現在は首都圏のみのサービス)PR内容や販促方法のご相談も受け付け中!
まずはお気軽にお問い合わせください!皆様からのご連絡お待ちしております!