【インスタグラム活用の成功事例７選！】儲かる飲食店が実践しているインスタ（SNS）ブランディングを学ぼう！

こんにちはWEBマーケターの川﨑です。
インスタグラムを活用して飲食店のブランディングを成功させたいとお考えの方からよくお問い合わせいただきます。この記事は、そんなみなさんに目を通してほしい内容になっています。

近年、SNSの力は増しており、特にインスタグラムは飲食店にとって最適なプラットフォームとなっています。では、成功している飲食店はインスタグラムをどのように活用しているのかご存知ですか？？

成功の鍵は、一貫性とユニークさ。
例えば、あるカフェは店内の独特な雰囲気やメニューを日々の投稿で伝えています。
その結果、フォロワーはそのカフェの雰囲気や新しいメニューを楽しみにして投稿を待っているのです。

SNSブランディングの成功のための最も大切なことは「継続」。
毎日の投稿はもちろん、フォロワーとのコミュニケーションを継続することで、飲食店のブランディングをより強固なものにしていくことができます。

それで早速インスタグラムのブランディング戦略と成功したお店を見ていきましょう！

【インスタグラム活用の成功事例７選！】運用が成功しているお店紹介！

インスタグラムを活用した飲食店のブランディングには、数多くの成功事例が存在します。
その中から、特に印象的な事例をいくつか紹介していきたいと思います。

Hilton Tokyo ヒルトン東京

運用の特徴

1. イベントごとに企画するアフタヌーンティーの特徴やおすすめスイーツを投稿で詳しく紹介

ヒルトン東京は、季節やイベントに合わせたアフタヌーンティーを定期的に開催しています。これらのイベントの詳細や、提供されるスイーツの魅力を投稿で細かく紹介することで、視覚的な楽しさと期待感をユーザーに伝えています。例えば、季節のフルーツやテーマに沿ったデコレーションのスイーツを美しい写真とともに紹介することで、ユーザーの関心を引きつけています。

2. オリジナリティーあふれる個性的なアフタヌーンティーイベントを開催

ヒルトン東京は、他では体験できないユニークなアフタヌーンティーイベントを企画・開催しています。例えば、特定のキャラクターや映画、季節ごとのテーマに基づいたイベントを提供し、その内容をインスタグラムで発信しています。このようなオリジナリティーのあるイベントは、フォロワーの興味を引き、新しいユーザーのフォローを促進する大きな要因となっています。

ミスタードーナッツ

運用の特徴

1. 日常感の演出

ミスタードーナツのインスタグラムアカウントは、ドーナツを単に商品として紹介するのではなく、日常のシチュエーションを演出することで魅力を引き出しています。「午後のティータイムの一コマ」「ピクニックでの一コマ」など、特定の場面でドーナツを楽しむ様子を写真に収めています。これにより、ユーザーは自分の生活の中にドーナツを取り入れるイメージを持ちやすくなります。

2. 商品を食べるシチュエーションの提示

ミスタードーナツは、ドーナツを楽しむ具体的なシチュエーションを提示することで、ユーザーの購買意欲を高めています。例えば、「お友達とのおしゃべりタイムにぴったり」「映画鑑賞のお供に」など、具体的なシーンを提案することで、ユーザーがそのシチュエーションに自分を重ねやすくなります。これにより、単なる商品紹介ではなく、生活シーンの一部としてドーナツを提案することができています。

3. 温かみの演出

投稿写真にあえて人の手を入れることで、温かみを演出している点も特徴的です。ドーナツを手に取る瞬間や、カップと一緒に並べた写真など、人の存在を感じさせることで、温かみや親しみやすさを伝えています。これにより、フォロワーは商品に対してより親近感を持つことができます。

フレッシュネスバーガー

運用の特徴

1. リールを活用した動画コンテンツの展開

フレッシュネスバーガーは、インスタグラムの動画機能「リール」を積極的に活用しています。リールは、短い動画でユーザーにメッセージを伝える効果的な手段です。フレッシュネスバーガーは、この機能を利用して、ハンバーガーが作られる様子をコマ撮りにしたり、ストーリー形式のリールを展開したりしています。これにより、ユーザーが思わず最後まで見たくなるコンテンツを提供しています。

2. ストーリー形式のリール

フレッシュネスバーガーは、ストーリー形式のリールを通じて、ブランドのコンセプトである「大人がくつろげるバーガーカフェ」を強調しています。例えば、「夫婦の仲直りのきっかけに」「仕事の休憩時間の一コマに」といったテーマで、大人の男女に向けたストーリーを展開しています。これにより、ユーザーが共感しやすいコンテンツを提供し、ブランドへの親近感を高めています。

3. リールの多様な活用

フレッシュネスバーガーは、リールを多様な方法で活用しています。ハンバーガーができる過程をコマ撮りにして投稿することで、製品の品質や手作り感を強調しています。また、季節限定メニューや新商品をリールで紹介し、視覚的に魅力的なコンテンツを提供しています。これにより、ユーザーに新しい情報をタイムリーに届けることができています。

大戸屋ごはん処

運用の特徴

1. 丁寧なキャプション

大戸屋ごはん処のインスタグラムの特徴は、キャプションが非常に丁寧であることです。各料理の投稿に対して、素材の特徴やこだわった調理法が詳細に説明されています。これにより、メニュー表では伝えきれない料理の魅力をしっかりとユーザーに伝えることができます。例えば、特定の食材がどのように選ばれ、どのような調理法で調理されているのか、健康面や味に対するこだわりなどを詳しく説明しています。

2. メニューの特徴を詳しく紹介

大戸屋ごはん処は、メニューの特徴や食材のこだわりをキャプションでしっかりと紹介することで、ユーザーの食欲を刺激し、実際の来店につなげています。例えば、「この料理には新鮮な野菜をたっぷり使用しています」「特製のソースは何時間もかけて作られています」といった具体的な情報を提供することで、ユーザーに対して料理の魅力をより深く理解させることができます。

3. 食材のこだわりを強調

投稿では、使用されている食材のこだわりや産地、品質についても触れています。これにより、ユーザーは料理の背景にあるストーリーを知ることができ、安心感や信頼感を持つことができます。例えば、「この野菜は〇〇産の有機野菜を使用しています」「新鮮な魚介を毎朝市場から直送しています」など、食材に対するこだわりを強調することで、料理の価値を高めています。

スターバックス

運用の特徴

1. 美しいビジュアルコンテンツ

スターバックスのインスタグラムは、美しいビジュアルコンテンツに重点を置いています。高品質な写真や動画を使い、季節ごとの新商品や限定メニュー、カフェの雰囲気を魅力的に伝えています。カラフルなドリンクや美味しそうなフードの写真は、ユーザーの視覚を楽しませ、食欲をそそります。

2. 季節感とテーマ性

スターバックスは、季節ごとのテーマやイベントを反映した投稿を行っています。例えば、夏には爽やかなフラペチーノやアイスドリンク、秋にはパンプキンスパイスラテやハロウィンに関連した商品を紹介します。季節感を取り入れることで、フォロワーに常に新鮮な情報を提供し、商品の購買意欲を刺激しています。

3. ユーザー生成コンテンツの活用

スターバックスは、ユーザーが投稿した写真や動画を積極的にリポストしています。ハッシュタグ#スターバックスや#Starbucksを使ったユーザーの投稿を紹介することで、フォロワーとのエンゲージメントを高め、コミュニティ感を醸成しています。ユーザー生成コンテンツを活用することで、信頼性や親近感を感じさせることができます。

4. ストーリーとリールの活用

スターバックスは、インスタグラムのストーリーズやリールを活用して、短期間で視覚的に魅力的なコンテンツを提供しています。例えば、新商品の紹介や店舗でのイベント、バリスタの一日など、短い動画でブランドの魅力を伝えています。これにより、フォロワーはスターバックスの最新情報をタイムリーにキャッチできます。

「話題の推し活で人気店へ」The3rd.shibuya

まず、東京都内にあるある小さなカフェからご紹介します
10〜20代女性をターゲットにし、マグネット商品は「フレンチトースト」それに加え、女性シェフが女性のために開発した「カフェごはん」でランチ訴求。

人気のメッセージつきプレートメニューから着想を得て、推しの名前を入れられる「推し活プレート」が大バズり。フォロワーはこのハッシュタグ「推し活」を使ってお店を探しています。

お客様は自分たちの体験をまたSNSで共有し、推し活好き女子の間で独自のコミュニティが形成されているようです。この体験型投稿が派生して、今では予約困難店となっているようです。

誕生日訴求は王道のコンテンツ
推し活で話題のカフェ

必見運用事例を詳しく見る

渋谷神泉でカフェとダイニングの二毛作。
商品のブランディングとZ世代を開拓した新たなマーケットを開拓。グルメサイト依存から脱却するため、SNSに注力したマーケティングに成功。

「リゾート×海×BBQ（バーベキュー）」”逗子海の家WILD BOAR”

次に、海水浴場にある海の家をご紹介します。
海の家に予約していく感覚はここ10年ぐらいのイメージですが、こちらのお店では海岸でバーベキューを楽しめるお店として注目されています。

こちらではリゾート感を訴求しており、都心から1時間弱で行けるリゾートとしてインスタグラムを中心にブランディング。スタッフやお客様が多く出演すること、海岸の美しい夕日や青い海で訴求することで見事にリゾート空間を演出しています。

もちろん料理にもこだわりがあります。
真夏の海で仲間と楽しむBBQは思い出づくりに最適！さらにバースデーサプライズなど「ここでしか味わえない特別な時間」を演出したのが成功のカギと言えるでしょう。

そんな風にインスタグラムの運用効果のためか、人気恋愛バラエティ番組「恋のLast Vacation」の撮影地となりました。ターゲットにぴったりな番組出演でさらに人気に拍車がかかっています。出会いと恋を予感させることで、さらにブランドの価値が高まるわけです。

また、インフルエンサーや他ブランドとのコラボで幅広く活動しています。
こういった他の影響力で相乗効果を生みながら、インスタブランディングしていくわかりやすい例となっています。

リゾート感満載の投稿
インフルエンサーや他ブランドのコラボ
海の家の新しいバリューポイントを提案

必見運用事例を詳しく見る

13年の歴史をもつ老舗海の家「WILD BOAR」逗子海岸の夏の代名詞とも言える海水浴場で長きにわたり営業しているお店。「元祖手ぶらでBBQ」という謳い文句で多くの若者から人気を集めているお店です。

これらの事例から学べるのは、インスタグラムを活用する際、単に商品やサービスを紹介するだけでなく、フォロワーとの関係性を深める取り組み、他アカウントとのコラボレーションが非常に重要であるということがわかると思います。

それぞれの店舗が持つ個性や独自の魅力を最大限に活かし、フォロワーとのコミュニケーションを大切にすることで、成功へと導くことができるのです。

【インスタグラム活用の成功事例７選！】ハッシュタグ戦略！

ハッシュタグを効果的に使用することで、ブランディングやプロモーションの成功を目指すアプローチを「ハッシュタグ戦略」と呼びます。

ハッシュタグ戦略はSNSマーケティングにおいて非常に有効な手法。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、適切なハッシュタグの選定や使用方法を理解し、柔軟に戦略を組み立てることが求められます。ハッシュタグの力をうまく活用し、多くのユーザーとのつながりを築いていきましょう。

ハッシュタグに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

【インスタグラム活用の成功事例７選！】効果的に運用するポイントは？

飲食店のインスタグラム活用の基本は、自店の特色やコンセプトを明確に伝えることです。
美味しい料理の写真はもちろんのこと、店内の雰囲気やスタッフの笑顔、季節のイベントなど、その店ならではの魅力を伝える投稿が求められます。

例えば、地元の食材を使用した料理を提供しているのであれば、その食材の生産者や収穫の様子を紹介することで、料理の背景やストーリーを共有することができます。

コンテンツの活用も忘れてはいけません。
インスタグラムのストーリーズ機能を使って、フォロワーとのQ&Aセッションを開催したり、新メニューのアイディアを募集するなど、フォロワーとのコミュニケーションを深める取り組みが効果的です。
これにより、フォロワーが店舗に対する所属感や愛着を感じるようになります。

定期的なキャンペーンやイベントの開催もおすすめ。
限定メニューの発売や、インスタグラムを見たというキーワードでの割引サービスなど、フォロワーに特別感を提供することで、実際の店舗への来店を促進することができます。

さらに、投稿のタイミングも重要です。ランチタイムやディナータイム前など、人々が食事のことを考える時間帯に投稿することで、効果的なアピールが期待できます。

運用方法に関しては別記事で詳細に記載してありますので、こちらを参照してください。